子供の矯正
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子供の矯正について
子供矯正はいつ頃始めるのがベストか?
- 上下の前歯2本、または4本ずつと上下左右の奥歯が1本ずつはえそろってきた段階がベストです。
- 受け口の場合は早急に矯正治療を始めた方がいいので大人の歯がはえる前の乳歯列期から治療の開始をお勧めします。
口腔内の状態によっては歯がはえてくるすき間が不足していて前歯がいつまで待ってもはえてこないケースもありますので7歳頃になっても前歯が生えそろってこない場合は一度当クリニックへご相談に来て頂く事をお勧め致します。
子供の矯正治療はなぜ重要ですか? (歯並びが悪いことが及ぼす影響など)
健康なかみ合わせは正常な成長発育にとってとても重要な事です。
具体的にはよく噛めることできちんと栄養を取ることが出来、また、全身の運動機能の向上にも大きく影響します。
逆にかみ合わせの良くないお子様はお食事に時間がかかり、すぐにおなかがいっぱいになり必要な栄養を摂取する前に食事をやめてしまいます。
そうすると成長期に必要な栄養を摂取することが出来ず、成長発育の遅れや全身的な免疫機能の低下などを引き起こす可能性があります。
メリット
- 虫歯予防
- 咀嚼機能の向上による成長発育に必要な栄養摂取が可能となる
- 運動機能の向上
- 骨格的なズレを治すことが出来る(成人矯正では治療不可能、極端な受け口や出っ歯になることを未然に防ぐことが出来る)
- 思春期を良い歯並びで過ごすことが出来る(精神衛生上良い)
- 成人矯正に移行した場合でも骨のずれがある程度改善されているので矯正治療で一番大変な成人矯正の治療期間を半年から1年短くできる
- 歯を抜かなくていい可能性が高くなる
- 成人矯正を行わなくていい可能性が高くなる
- 正常な歯のはえかわりを促すことが出来る
デメリット
- 歯を動かす際に若干お痛みが生じる(成人矯正のおよそ1/7程度)
- 歯に固定するタイプの装置の場合、歯ブラシにいつもよりお時間かかかる
- 顎の成長発育にアプローチ治療の場合は顎が押される感覚があります。(夜寝るときお使い頂く装置が主なので睡眠を阻害しない程度の押される感覚です)
○ 平均的な治療期間はどの程度か?
半年~1年(長くて1.5年)
歯のはえかわり、顎の成長、お口の中の状態により治療期間が前後します。
時間がかからないケースはどんなケースですか?
- 前歯の隙間を閉じる、または軽度の叢生(ガタガタ)
- 受け口(お子様の装置の使用時間により治療期間が大きく変わります)
時間がかかるケースはどんなケースですか?
- 重度の叢生(ガタガタ)
- 骨に埋まっている歯を口腔内へはやす
- 顎の成長にアプローチする治療(特に出っ歯)
1期矯正について
使用する装置について
叢生:2×4(前歯と奥歯の一部にワイヤーをつける矯正)、拡大床(エクスパンジョンプレート)
空隙歯列:2×4(前歯と奥歯の一部にワイヤーをつける矯正)
出っ歯:ヘッドギア、カリエール、咬合斜面版、バイオネーター
受け口:ムーシールド、フェイシャルマスク
開咬:タングクリブ、BJA(症例により適応)、MFT
過蓋咬合:咬合挙上版
治療の流れについて
- カウンセリング
所用時間30分
患者様にカウンセリング用紙を記入して頂き、その問診結果をもとに患者様の求める最善の治療プランをご提案させて頂きます。 - 検査
所用時間30分
上下顎の型どり、かみ合わせの記録、口腔内写真、顔貌写真、レントゲン写真(パノラマ、セファロ) - 診断
所用時間30分
複数の治療プランの提案、治療内容にご納得いただいた場合同意書採得 - 治療開始
口腔内へ装置をセット(使用する矯正器具により手技が異なります)
固定式の装置であれば1か月に一度、取り外しが可能な装置であれば1~3か月に一度ご来院頂き装置の調整、クリーニングを行います。 - 保定
およそ3か月に一度保定装置のチェック、クリーニングを行います。 - メインテナンス
小児矯正が終わった後は半年に一度顎の成長発育、歯のはえかわりに異常が無いか経過観察、クリーニングを行います。
治療期間について
半年~1年(長くて1.5年)
歯のはえかわり、顎の成長、お口の中の状態により治療期間が前後します。
子供の癖が歯並びに及ぼす影響
指しゃぶり
開咬、上顎前突、上顎歯列の狭窄(上の顎が狭くなる)、奥歯のかみ合わせの不調和
口呼吸
上顎前突、上顎歯列の狭窄(上の顎が狭くなる)、面長傾向
歯ぎしり
過剰負担となった歯の異常傾斜
頬杖
顎の左右対称な成長発育の阻害