

最近の矯正治療は以前と違い、決して痛みが遠ざかるまで堪え忍ぶ治療ではなくなってきています。適切な矯正治療、最新の矯正治療を選択しペインコントロール法を選択することによりあまり痛くない、快適に矯正治療を選択することができます。 矯正治療の痛みは個人差が非常にあります。一般論ですが、基本的には強い痛みは生じません。また現在種々な方法によって、矯正治療の痛みを限度はありますが最小限にすることが可能です。
痛みは大きく分けて2つ考えられます。
歯に加わった矯正力による組織の炎症反応により、化学物質である発痛物質が放出され、それが中枢に送られることで感じられる痛みです。
矯正装置の突起(でこぼこ)感による口唇内面の擦れによる痛みのや、舌側の装置の場合に多少なりとも生じる舌の違和感です。
通常これらを2つをまとめて「痛み」と総称しています。
これを緩和するには炎症性疼痛物質の除去すなわち鎮痛剤等の服用、矯正装置のメカニクスの考慮(治療方針、装置、矯正ワイヤー等の工夫)が必要です。但し鎮痛剤に関しては、痛みのピーク時2〜3日程度に限定して頂き、長期にわたる服用は避けて頂いております(成人のみ)。若年者は痛みがごく少ないか、あったとしても1から2日程度ですのであまり鎮痛剤の服用は推奨しておりません。
物理的刺激の除去や緩和をはかる各種緩衝用の器具をご紹介しております。また、当たって痛い場合は調整いたしますのでご遠慮なく申しつけください。
同上です。いずれにしろ口内炎等を惹起した場合は、口内炎の治療薬の貼付をいたします。
ワイヤー矯正の場合、特に最初だけ多少の痛みがありますが、なれてしまうと必ず痛みは遠のきます。それでも痛いのが怖い患者さんはインビザラインでの治療をお勧めいたします。ワイヤー矯正に比較し、その痛みは四分の一から5分の一程度で、例外はありますがほとんど痛みを感じない患者さんが多いようです。